« ヒョウタンツギ | トップページ | 下北沢カラードジャム »

2008年10月11日 (土)

緑成会整育園

081011010810110208101103

小平の緑成会整育園における秋まつりに、武蔵野ファンクで出演させていただきました。整育園は重度の知的障害および肢体不自由を併せ持った方々の施設です。

整育園のイベントへの参加は、整育園の方々が 6 月、園外療育で訪れていた立川の若葉ケヤキモールで、たまたま武蔵野ファンクがストリート ライブを行っており、ライブ終了後の伝九郎とのやりとりで親交が生まれ、実現したという経緯です。その時の様子は、伝九郎のブログを読んでください。

武蔵野ファンクとして出演を依頼してくださったということで、毎度のことながら演奏内容は普段どおり。特に童謡や流行歌を選ぶということはせず、いつものオリジナルのみを披露しました。

客席は、かつてない熱気でした。今までで一番「熱い客席」だったと言っても過言ではありません。園生の皆様、それぞれ重い障害を抱えていらっしゃいますが、懸命に体を動かしたり、声を出したりしてくれました。ステージ以上に熱いものがあったかもしれません。それだけに、演奏にも力が入りました。スライドを引っ張らせるパフォーマンスも、いつもより多めに展開しました。

演奏後、ある父親から、今まで経験し得ないお言葉をいただきました。「この子は目も見えなければ、耳も聞こえないんです。体に伝わる振動のみで、音楽を感じています。演奏している楽器に直接触れさせてもらえたことで、今までで一番音楽を感じることができました。ありがとうございます。」

一瞬、何も言えませんでした。手足が不自由なことは認識していましたが、まさか、視聴覚までもとは。スライドを操作してもらい、音程が変わることの楽しさだけを伝えたいという安易なアプローチを、こういう形で受け止めてくれたことに、一種の戸惑いを憶えると同時に、慶びで満たされました。

園生からご丁寧に花束までいただき、感極まりました。

|

« ヒョウタンツギ | トップページ | 下北沢カラードジャム »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139825/42914285

この記事へのトラックバック一覧です: 緑成会整育園:

« ヒョウタンツギ | トップページ | 下北沢カラードジャム »