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2007年1月22日 (月)

JAZZ DAY 記念コンサート

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昨日は日比谷公会堂における JAZZ DAY を記念したコンサートに、Jazz Destroyers + Barbados + Ryo-ka さん、そして頼さんと共に出演させていただきました。

イベントや営業は別として、基本的に小規模な会場でのライブを展開する JD にとって、ホーム グラウンドのつぼ八別館の 100 倍のキャパシティがあるホールでの演奏は異例です。それでも、個人的には不思議と緊張感は全くありませんでした。普段一緒の演っている信頼のおける仲間となら大丈夫です。恐らく、緊張の度合いは会場規模に比例しないのかもしれません。むしろ、演奏内容に不安要素がある場合は、たとえ小規模なハコであっても緊張するのでしょう。普段通りのパフォーマンスを展開させていただきました。強いて普段との違いを言えば、動き回る範囲が異様に広いので、演奏終了後にヘトヘトになったという点です。

25 分という枠と、大勢のお客さんを前にしているということで、どうしても全体としては演奏に硬さが見られ、普段の成果を 100 パーセントは出し切れたとは言えなかったかもしれませんが、小学生のビッグバンドとプロ ミュージシャンとの狭間で、下手をしたら昨年の衆議院選挙における民主党のように埋没してしまうのではないか?という状況のなか、一定の存在感は示せたと思います。

ジャズ スタンダードや Ryo-ka さんのボーカル曲の合間に挿入された滝廉太郎の「花」も、これまでにないぐらい良い感じでした。振り返れば 8 年近く前、自分のバンドのために 3 管編成用に作成しておきながら陽の目を見ないままお蔵入りしていたアレンジです。昨年の台東区におけるイベントで日本の曲を多く用意する必要があり、予備的位置づけで投入して以来、JD で度々演奏するようになりました。回を重ねる毎に、どんどん演奏の質が上がってきています。この喜びは計り知れません。今回は頼さんも加わってくれたので、私が当初構想していた形により近い演奏になりました。なお、種明かしをするとイントロやインタールードの部分は、Cannonball Addererley の演奏で知られる Yusef Lateef の The Weaver という曲を基調にしています。今回は、イントロもインタールードも長めでした。

我々のステージの後は、次から次へと登場する著名なミュージシャンに感涙。MIHO さんのタップを交えたステージはエンターテイメント性が高かったし、霧生トシ子さんのファミリー サウンドを目の当たりにそて、いつか私も家族でこんな形で演奏できたら、なんて素敵だろうと夢を抱いたり、鈴木和郎さんの面白いアレンジの枯葉も印象的だったし、UNIT 7 で閉められた川嶋哲郎さんのステージも楽しかったし、大御所北村栄治さんによるフリント ストーンのテーマ等、挙げだしたらキリがありません。若手ミュージシャンも素晴らしく、特に市原ひかりさんのトランペットには舌を巻いていました。

最後は元アリスの矢澤透さんが登場。どんな曲を演奏してくれるのかな?往年の曲のジャズ バージョンかな?と色々な憶測が飛び交いましたが、なぜかチャールズ ロイドのフォレスト フラワーでした。ジャズ演奏の中に、ロック魂を見せ付けてくれました。

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バックステージにて

会場入りして最初にお会いしたのが川口雷二さん。あまりにも自然に、我々の楽屋の中を歩いていらっしゃったことに、まず驚きました。偉ぶらず、気軽にお話していただける非常に気さくな方です。スタッフとの手違いで、JD へのドラム セットの割り当てが無い!という事態が発生した際、だいちゃんが川口さんに窮地を打ち明けると、快くセットを貸してくださったことにも感謝です。実行委員長の太田紀美子さんにもご挨拶。いつも、子供たちと MX テレビで拝見させていただいている旨を伝えつつ、記念撮影をしていただきました。

JD と楽屋を同じくしたのが、蕨南小学校ビッグバンド。顧問の先生が仰るには、アドリブこそ完全台本とのことですが、非常に難易度の高い曲を演奏していました。音もしっかり出ているし、フレーズごとの動きが素直で且つ丁寧です。私もこっそり、部分的にフレーズをなぞってみましたが、指が回らなかったり、スライドが追いつかなかったりする部分が多々ありました。私も小学生の頃から管楽器を吹いていますが、これを機会に原点を見つめなおした次第です。

もの凄い演奏を繰り広げる小学生たちですが、楽屋内では私の便所スッポンのミュートを頭に被って暴れたり、シェイカーをポコチンに見立てて馬鹿笑いしたりで大騒ぎ。楽器を持たなければ、どこにでも居る普通の小学生です。Ohjiro さんのウッドベースや私のフリューガーは珍しかったようで、トロンボーンの女の子の「吹いても良いですか?」というお願いに対して「いいよ!」と答えると「私も!」「俺も!」と、開演時間まで遊んでくれました。

帰り際で慌しかったので残念ながら記念撮影は叶いませんでしたが、矢澤透さんにもご挨拶。「母がファンでした。」とか「小さい頃にレコードで聴かされて育ちました。」等と、短い時間ながらも伝えると、非常に低姿勢の笑顔で応対してくださり、「お母さんによろしくお伝えください。」とのことでした。お歳を召されても、往年のままのキンちゃんだったのが嬉しかったです。

何よりも、バックステージにおける最大の功労者はつぼ八マスターの竹村さん。今回のコンサートを終始サポートしてくださり、当日は息子さんがセンター試験の日であったり、風邪を召されているのに寒空のなか場外で券を売ってくださったり、感謝に耐えません。

* * *

以下は、今回の告知です。 

第 7 回 JAZZ DAY 記念コンサート

会場 : 日比谷公会堂大ホール
(2,000 名収容の日本のジャズ発祥の地)

日時 : 2007 年 1 月 21 日 (日)
13:30~19:30 (開場 13:00 予定)

入場料 : 4,000 円 (全席自由席)

主催 : JAZZ DAY 実行委員会

出演 :

MIHO (Vo, Tap, Dance)'s PROJECT
横山達治 (Per) トリオ 砂田知宏 (Pf) 河原秀夫 (B)

霧生トシ子 (Pf) ファミリー バンド
霧生ナブ子 (Vo)、太田寛二 (Pf)、小杉敏 (B)、横山和明 (Ds)

鈴木和郎 (Pf) トリオ
武田桂二 (B)、岩瀬立飛 (Ds)

川嶋哲郎 (Ts) カルテット
中村真 (Pf) 安田幸司 (B) 力武誠 (Ds)

今田勝 (Pf) トリオ
稲垣譲 (B) 守新治 (Ds)

ゲスト プレーヤー :

日本ジャズ界の巨人北村英治 (Cl)
ニューヨークで大絶賛、今、話題の新生市原ひかり (Tp)
ライブ ハウスの人気 No.1 女性サックス堤智恵子 (As)

ヴォーカル : 彩木香里、マリアエヴァ、高橋伸寿、マーサ三宅

特別ゲスト :

あのアリスのドラム矢沢透!

――― 異色の音のコラボレーション

2006 年のコンフォート ジャズ フェステイバルで大評判を得たデユーク エリントン楽団のトランペッター
ジェームス デラノ ゾラ

詳しくは、公式サイトをご参照ください。

第 7 回ジャズの日 コンサート"JAZZ DAY"
http://www.jazzday.jp/

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コメント

ぱるちゃん、頑張ってね。私もジャーマネ、頑張ります。

投稿: kappa@sumidagawa | 2007年1月19日 (金) 09時17分

> 隅田川のカッパさん

当日はよろしくお願いします。
プロの方々とは一味違ったテイストをお届けできるよう、頑張ります。

投稿: ぱるめざん | 2007年1月19日 (金) 12時05分

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